2018.09.17
エンパスが持つ苦しみと可能性
【エンパスの苦しみ】
皆さんは、エンパシーと言うのをご存知でしょうか?
エンパシーとは、アメリカのローズ・ブトゥリュー女史が提唱した理論で、
主に他者への共感力が高い・他人の嘘を敏感に感じ取る・他人へ感情移入しやすいと言われており、
人によっては、サイコパスと対極の存在と位置付ける意見もあります。
エンパスの方々は他者への共感力や感情移入が強い為、周りにネガティブな感情を持つ方がいると、
まるでスポンジの様に相手の感情が自分の中に吸収されてきて、
自分の意思とは関係なく気分を引き落とされてしまったり、相手の肉体の痛みを同じように感じてしまうようです。
そして過去のブログ
https://www.keisei-ds.co.jp/blog/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E6%95%A3%E6%AD%A9%E3%80%90%E6%97%A5%E6%AF%94%E8%B0%B7%E5%85%AC%E5%9C%92%E2%9E%94%E7%9A%87%E5%B1%85%E2%9E%94%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%A7%85%E2%9E%94%E9%8A%80%E5%BA%A7%E3%80%91/
にも少し書いた通り、周囲の人の感情や体調に共鳴してしまうため、
東京の様な人込みが多いエリアに出かけるとそれだけで疲れてしまったり、
時には頭痛・肩こり・耳鳴り等、体調不良を引き起こしてしまう事があるそうです。
そして、エンパスは社会的に認知されていない為、
病院に行っても解決しなかったり、
社会一般的に神経質であったり内向的だと片付けられてしまう事がほとんどなので、
ご自身がエンパスと認識出来ていなければ、誰にも相談出来ず、
辛い思いをされる経験が少なからずあるかもしれません。
【エンパスの可能性】
ここまでエンパスの辛さについて書いて来てしまいましたが、
エンパスという事をハッキリ自覚し、うまく付き合って行けば、
エンパスの特性は強みにもなります。
筆者自身もエンパスは、弱みと言うより一種の天性の能力と捉えております。
エンパスの方々は、共感力や感受性がとても強いため、
エンパスでは無い方に比べ、相手の気持ちを汲み取りやすく、
他者に寄り添えたり、辛い思いをしている方のSOSを察知しやすいと言う
能力が高いため、ご自身がエンパスとハッキリ認識している方は、
その能力を活かし、占い師やカウンセラー、ボディケアセラピストのお仕事で
活躍されている方が筆者の周りにとても多いと言う事実もあります。
ただし共感力が高いため、クライアントに感情移入しすぎてしまい、
一緒に気分が落ちてしまったり、公平な判断が出来なくなってしまう危険性もあるので、
その辺りは上手にコントロールしていただく必要はありますが、
そこをクリア出来れば、暗闇を温かく照らす蝋燭の炎の様に、
とても有能なカウンセラーやボディケアセラピスト、芸術家等になる可能性を秘めております。
カウンセラーを目指している筆者は残念ながらエンパスではない為、
他者への共感能力は高いわけではありませんが、エンパスでは無い人は無い人で、
それを受け止め、自分が持っている特性を活かしてのカウンセリングやコーチングを展開していこうと思います。
以上、教習所のブログの為、今回はライトに書きましたが、
いずれ別の場所でもっとディープな内容で書いていこうと思います^^;